これまでいろいろと投資関連記事を書いてきましたが、量もたまってきたので、一度体系的に整理してみました。
はじめてこのブログに来てくださった方には、私がどういう投資や分析をしてきたのか知っていただいて、皆さんのニーズと当ブログの内容がマッチするかささっと判断していただけるようにと思って作りました。
また、いつもこのブログを見ていただいている皆さん(いつもありがとうございます!)には、昔読んだ記事の振り返りなどに活用していただければと思います。時間を空けてみると、また新しい発見があるかもしれません。(一応、時間が経っても内容が廃れない記事を目指して書いております笑)
では、紹介していきたいと思います。
成長株投資をする際に私が見ているポイント
成長株投資をする上で、私が見ている、気にしているポイントを、実際に私が投資している(投資していた)銘柄を例に出しながら全3回で整理した記事になります。
私の投資戦略は大体ここに書いているので、「このブログの内容は、どういう投資法を前提にかかれているのだろうか?」「自分の投資法と親和性があるだろうか?」といったことが気になる方は、ぜひお読みいただければと思います。(保有している銘柄は一部変わっているのでご注意ください。)
最初の記事では、①TAMの拡大が見込まれるか、②勝者総取りの業界構造になっているか(正のフィードバックループが成り立つビジネスモデルか) という2つの観点について解説しています。
2つ目の記事では、③固定費用が少ないか ④利益率が高いか ⑤ストックビジネスか という3つの観点について説明しています。特にストックビジネスの解説は重要な観点だと考えています。
最後の記事では、赤字であることが多い成長株について、私がどのように「稼ぐ力」を分析しているのかについて書いています。
また、私は企業分析をする上でエコノミック・モートも非常に重視しますが、その「エコノミック・モートってなに?」ということを解説したのがこの記事です。こちらの記事も具体例を豊富に載せていて、ボリューム盛りだくさんの内容となっています。
売買タイミングについて
これまでご紹介した記事は銘柄の選定についてでしたが、株式投資においては、「何を買うか」と同じかそれ以上に「いつ買うか/いつ売るか」が重要になっています。
下記の記事では、株をいつ買い、いつ売るかについて、私の考え方を整理していきます。
過去のマルチバガー分析
これまでご紹介した投資の考え方は、過去のマルチバガー(何倍にもなった株)を分析し、勝ち組銘柄の共通点等を探っていった上で行き着いたものになっています。
マルチバガー分析は、過去観点を変えながら何度か分析をしています。
2016年以降のテンバガー分析
こちらの記事は、2016年から2020年の12月の間で、最安値と最高値を比べて10倍以上になっている銘柄を一覧化し、パフォーマンスの上位52銘柄について、
・どのようなセクターが多いか
・値動きのパターンはどうだったのか(右肩上がりだったのか、乱降下したのか)
・売上や利益の成長は伴っていたのか
等を分析しています。
こちらの記事がランキングで、
こちらの記事がセクターなどの分析記事です。時短したい方はこちらの記事だけでもいいかもしれません。
2020年の代表的銘柄分析
この分析では、2020年に高パフォーマンスを上げた
- NIO
- PLUG
- CELH
- GRWG
- TSLA
- FVRR
- APPS
- PTON
- ZM
- SE
の10銘柄を対象として、どういう値動きをしながら値が上がっていったのか、ということを分析しました。その結果がこちらです。
この分析では、いずれも1年で4.9倍~12倍になっている超勝ち組であるにも関わらず、最もパフォーマンスの高い17日ほどの上げを逃すとパフォーマンスはマイナスになる、という興味深い結果が出ました。
また、上記10銘柄がどれくらいのドローダウンを経験したのか、どれくらい最高値を超えられない時期を過ごしたのか、ということを分析しました。その結果、調子がいい銘柄といえど、その利益を享受するにはそれ相応の辛抱強さが必要だ、ということがわかりました。
上場来パフォーマンス分析
これらの記事は、上場来のパフォーマンスが高いAAPL、AMZN等の71銘柄を対象に、
・IPOからのパフォーマンス
・株価上昇のペース
等を分析しています。
こちらの記事では、71銘柄のうち、AAPL、AMZN、ADBE、NFLX、NVDAについては更に深堀して分析をしており、どれくらいのドローダウンを経験したのか、どれくらい最高値を超えられない時期を過ごしたのか、等を分析しています。
また、上記は上場来のパフォーマンスで分析していますが、2011~2020年の10年間のパフォーマンスで分析したのが以下の記事になります。
こちらの記事では、上半期(2011~2015)と下半期(2016~2020)ごとのパフォーマンスも分析しており、10年間を通じてコンスタントにパフォーマンスを上げる難しさがわかりました。
売上成長分析
これまでのマルチバガー分析は「株価の成長」という観点からの分析でしたが、ファンダメンタル面での分析も行っています。
こちらの記事は、2016~2020年の5年と、2011~2020年の10年の2つの期間で、売上成長率の上位銘柄を整理し、傾向等を分析しています。
規模が大きくなるにつれて高い成長率の維持が難しくなることがわかったり、最近ではメジャーになってきている銘柄でも、つい5年前までは小さい企業だったのだなあ、などと知れたりしました。
私の過去の投資法
私の現在の投資の考え方は冒頭で紹介した記事のような内容ですが、私の投資法は結構紆余曲折を経ており、今のアプローチとは違った方法にも取り組んできています。
クオリティ株モメンタム投資(2020.10~2021.3)
2020年の10月頃から2021年の3月頃まで採用していたのが、「クオリティ株モメンタム投資」という方法です。(私が勝手に名付けました。)
ざっくり言えば「上がっているものを買って下がっているものを売る」というアプローチなのですが、ジェットコースターのようなアップダウンをするので刺激的でした。投資法の詳細は以下の記事をご覧ください。途中で少しずつディティールが変わっています。
2016.4~2020.10頃の投資法
また、2020年10月以前の投資アプローチの変遷はこちらの記事で振り返っています。
futubullの使い方について
futubullの使い方について、スマホアプリ、PCアプリの両方を紹介しています。
こちらの記事はかなり多くの方にご愛読いただいており、ありがたいです。結構真面目に日本でのfutubullの普及に貢献できている気がします笑
スマホ版
PC版
【問題作】神決算と株価の相関分析
これは私がこれまでした中でも一番の問題作なのですが、決算の売上成長率と、その後の株価の上昇の相関を分析してみたら、結構高い相関が出てしまったという記事です。「売上伸びてりゃ買いなんだな!!」と単純化させてしまうのが恐ろしくなったのと、その時の市況(当時は小型の夢銘柄が上がりまくっていました。)やサンプリングの不適切さもあって時期を変えたら相関がみられなくなったというもあり、書いておいてなんですがあまり当てになる結果ではないです笑
が、これまで私が書いた記事の中ではぶっちぎりで反響が大きかった記事がこちらなので、紹介だけさせていただきます笑
こちらが、相関がみられた時期の分析(2021年2月の決算期中に分析したもの)
こちらが、相関がみられなかった時期の分析(上の記事の1期前の売上・株価推移を分析したもの)
まとめ
以上、これまで私が書いてきた投資系の記事をまとめてみました。お目当ての記事を探していただく際にご活用ください!